松島はどういったところか
日本三景のひとつである松島は、宮城県の松島湾内外にある大小260の諸島と湾周辺を囲む松島丘陵も含めた地域になります。
日本を代表する観光名所として年間300万人の観光客が国内・海外から訪れます。
松島に来たら、雄大な自然の景色と歴史を感じさせる建造物、地域特産の海産物を味わうという楽しみ方ができます。
松尾芭蕉や伊達政宗も松島の景色に魅了されたことでも知られています。
そんな松島の観光方法について紹介していきます。
松島までのアクセス
松島までどのように行けば良いのか、電車で移動する場合と、仙台空港から行く場合、車で行く場合でのそれぞれのアクセス方法を見ていきましょう。
仙台駅から電車で移動
仙台駅から電車で移動する場合のアクセス方法は、4パターンあります。
電車1本で行く方法
JR仙台駅で、松島海岸駅までの切符を購入しましょう。
次に、石巻駅行きか高城町駅行きの電車に乗る必要があります。時刻表に「石」、「高」と書かれている時刻表の時間で乗るようにしましょう。
時間が近づいたら、JR仙石線の「松島海岸・石巻・高城町」方面行きのりば10番から乗ってください。
この電車は1時間で2本ほどしか出ていませんので、待ち時間が発生する場合があります。
●料金 : 410円
●時間 : 38分
●駅数 : 15駅目
これに乗って、松島海岸駅で降ります。
松島海岸駅からは、徒歩5分程度で、看板の案内も出ていますので案内通りに行けばたどり着くことができます。
JRで移動してから遊覧船を利用する方法
仙台駅から本塩釜駅までJRで移動する、この路線ですと10分から15分程度で電車が出ているので待ち時間はそれほど無くて済みます。
時刻表には無印か「石」、「高」と書いてある時間帯で乗りましょう。これ以外ですと停車しませんので注意です。
●料金 : 320円
●時間 : 28分
●駅数 : 12駅目
本塩釜駅で降り、そこからマリンゲート塩釜まで徒歩で向かい10分ほどで到着します。
遊覧船は1時間に1本出ています。
芭蕉コースで所要時間が50分遊覧船からの景色を楽しむことができます。
階 | 料金 |
1階 | 大人 1,500円 / 小学生 750円 |
2階 | 大人 2,100円 / 小学生 1,050円 |
3階 | 大人 2,900円 / 小学生 1,450円 |
●WEB予約 https://www.marubun-kisen.com/yuran/basho.php
●電話予約 022-354-3453
電車の移動時間と遊覧船の移動時間とで、最短で90分ほどかかります。更に待ち時間があるとその分時間は遅くなります。
短時間で行く方法
仙台駅からJR仙石東北ライン快速石巻方面行きに乗り、高城町駅で降りる。
乗り場は時間帯で変更しますので確認してから乗るようにしてください。
高城町駅からはJR仙石線に乗り換えて、仙台あおば駅方面行きに乗り松島海岸駅で下車する。
●料金 : 410円
●時間 : 34分
●駅数 : 6駅+1駅 7駅目
この行き方ですとスムーズに行けば1番早く到着することができますが、乗り換えなどの待ち時間が発生してしまうと、1本で行くよりも遅くなる場合があります。
徒歩も交えて行く方法
JR東北本線、「利府・塩釜・小牛田」に乗ります。
時刻表には無印か「一」、「石」、「松」、「新」と書かれている時間帯の電車に乗るようにしましょう。乗り場は時間帯によって変わりますので確認して下さい。
●料金 : 410円
●時間 : 23分
●駅数 : 6駅目
松島駅で下車して、そこから松島海岸までは20分ほど徒歩で移動しなくてはなりませんが、松島を散歩しながらゆっくり行きたい人にはよい方法かもしれません。
空港から移動
仙台空港からバス、電車、車それぞれの移動方法について見ていきます。
バスで松島まで行く
岩手県北バス、仙台空港「松島・平泉線」のバスに乗り、文化観光交流館前で下車します。
●料金 : 1,000円
●時間 : 55分
●駅数 : 3駅目
バスで仙台駅まで行ってから電車移動
仙台空港アクセス線、仙台行きのバスに乗り仙台駅まで移動します。
●料金 : 994円
●時間 : 24分
仙台駅からは、電車での移動となりますが、上記に記載されています仙台駅から電車での移動から参照ください。
電車で移動
仙台空港から、仙台空港アクセス線・仙台行きに乗る。
●料金 : 994円(松島海岸まで)
●時間 : 29分
●駅数 : 7駅
仙台駅からは、電車での移動となりますが、上記に記載されています仙台駅から電車での移動から参照ください。
車で移動
レンタカーを借りて、車で移動する場合は、仙台東部道路-三陸自動車道を経由して松島まで行くことができます。
●料金 : 通常1,080円 / 休日760円
●時間 : 23分
●距離 : 31.1km
他にも行く方法はありますが、こちらが最も最短で行く方法になります。
景色を楽しむ
日本三景と言われるだけあって、松島の最大の魅力は大自然が生み出した景色です。
景色を見るにも場所によって見え方が違ってきます。
松島には、4大ポイントがあり、そこから眺める景色は松島の景色の魅力を最大に引き出してくれますのでそこからの絶景を楽しみましょう。
松島絶景ポイント
松島で景色を楽しむ場合は、「壮観」「麗観」「偉観」「幽観」よばれている四大観ポイントがあり、そこから眺める諸島、朝日、夕日など時間によって松島が色鮮やかに変貌していきます。
壮観(大高森山)
松島湾の東側にあり、宮戸島の大高森山山頂から見る景色を壮観と言いいます。
大高森山を登り山頂の展望台まで行きますので多少体力が必要になりますが、ここからの景色は海の上に島が浮かび上がる華麗なパノラマを一望できるスポットです。
麗観(富山)
松島湾の北側にある富山山頂から見る眺めを麗観といい、山頂には大仰寺があります。
駐車場は5台くらい車を停めることができ、そこから山頂まで16分ほどで登れます。
明治天皇も登られたことがある由緒ある場所です。
偉観(多聞山)
松島湾の南側にあり、七ヶ浜町の代ヶ崎断崖から見る景色を偉観といい、塩釜港を発着する船舶が通り景色と船舶を眺めるのには最適な場所です。
幽観(扇谷)
松島湾西側にあり、双観山高台から眺める景色を幽観といいます。山頂から松島湾が扇形に見えることから、扇谷とも呼ばれています。
松島の全域を眺められるスポットです。
松島の諸島を間近で見る
松島の260ある諸島を間近で見るなら、遊覧船に乗ると見ることができます。
●定期大型船「仁王丸コース」
午前出航時間 | 9:00 10:00 11:00 12:00 |
午後出航時間 | 13:00 14:00 15:00 |
大人料金 | 1,500円 |
子供料金 | 750円 |
2Fグリーン追加料金 | 大人600円、子供300円 |
海風を浴びながら、間近で見る諸島は、一味違った光景を目の当たりにすることができます。
移動の際にJRと遊覧船を利用することで、移動中に観光することもできますのでおすすめです。
松島観光のまとめ
松島までのアクセス方法と、4大観ポイントについて紹介しました。
松島は何と言っても景色が素晴らしい場所なので、絶景ポイントからの景色を眺めて満喫することが最優先です。
4大観ポイントも、それぞれ違った松島を見ることができますので、是非、4箇所とも回ってみることをおすすめします。
そして、朝日や夕日などでまた違った色鮮やかになった松島の風景も堪能することができますので、時間帯をずらしながら見てみるのも良いのではないでしょうか。
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