鳩時計や山の水族館がある温根湯道の駅見どころ!

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北見市留辺蘂町温根湯にある道の駅。

ここは、石北峠のふもとにある温根湯温泉街手前の国道39号線沿いにあります。

大きな駐車場やトイレが備わっており、道東に来た時に立ち寄るには良い休憩ポイントになります。

温根湯道の駅

休憩するだけでも良いのですが、それだけでは勿体無い色々な施設も備わっているのです!

それではどのような施設が備わっているのかを見ていきます。

 

 

世界最大級のハト時計塔

果夢林

道の駅に到着して先ず目につくのが、世界最大級のハト時計「果夢林」です。

高さが20m近くあり、時計の直径が2.2mと巨大な時計塔。

冬にはイルミネーションが飾られて夜になると青く輝いて、違った光景を見ることができます。

果夢林 イルムネーション

 

 

ハト時計はどのようなものか

このハト時計は、4月中旬から11月中旬の間にかけて8:00から18:00の毎正時1時間刻みで、メロディ「おもちゃのシンフォニー」「森へいきましょう」「オリジナル曲(春の曲)」が時間毎順番に流れ、その曲に合わせてからくり人形と世界最大級のハトが時計の上から出てきます。

ハト時計

ハトの翼長が2mと世界最大級の大きさで、出来た当初は世界一と言われていましたが、現在は世界最大級と言い換えられてます。

ちなみにハトの名前が「ポッポちゃん」で、からくり人形の森の妖精たちの演奏が終わるとハトが出てきます。

からくり人形も1mある巨大な人形で見応えがあります。

 

「果夢林」はこのように大きなハト時計が最大の魅力ですが、時計塔の中に入り、ちょっとした遊びができるようにもなっています。

 

 

果夢林の中は

中に入ると直ぐに、WOOD MANという丸太を切る人形のゲームがあります。

手前にレバーが2つあり、1人1個のレバーで二人で遊びます。

レバーを前後に引くことで、木こりの人形たちもレバーに合わせて動き出し、早く木を切れた方が勝ちになります。

全て無料で遊ぶことができますので、小さな子供がいる方は子供を連れて遊んでみましょう。

WOOD MAN

 

WOOD MANの斜め向かいには、こんなのがあります。

こちらも二人で遊びます。

手前にあるハンドルレバーを上下に動かすと、奥の人形が木を登っていきます。

先に上に昇った方が勝ちで、子供連れの方は遊んでみましょう。

木登り人形

 

木登り人形の横には踊るくクマさんともっきんくんというおもちゃがあります。

もっきんを鳴らすとクマが踊りだします。

もっきんくん

時計塔の中にはこのような簡単なオモチャもありますので、ハト時計を見にきたけど、時間がちょっと早い場合なんかは、ここで時間を潰すのも良いかもしれません。

 

 

 

山の水族館(北の大地の水族館)

山の水族館は、果夢林の裏手すぐにある水族館で、淡水魚の水族館としては日本最大級の水族館です。

山の水族館建設には4億5千万を投資したと言われており、設計には日本で唯一の水族館プロデューサーである中村元さんが出掛けたことで知られ、中村元さんは、新江ノ島水族館や池袋サンシャイン水族館などのリニューアルを手掛けた水族館プロデュースに於いてはプロ中のプロです。

そんなこだわりで作られた山の水族館の中を見てみましょう。

山の水族館

まず、入り口は木の橋を渡って入ります。

橋の下は池のようになっており、中にはコイが泳いでいます。

入り口のコイ

 

基本情報

■住所:北海道北見市留辺蘂町松山1番地4

■TEL:0157-45-2223

■営業時間:夏期 8時30分から17時 / 冬期 9時から16時30分

■休館日:夏期 4月8日から4月14日 / 冬期 12月26日から1月1日

■入場料:一般670円 / 中学生440円 / 小学生300円 / 幼児無料

受付で料金を支払ったら、中に入っていきます。

中に入ったら右手に曲がり進んで、最後は入り口正面から戻ってくるというイメージです。

それでは、中を見ていきましょう。

 

日本初の滝つぼ水槽

入り口から右側を見ると、いきなり「日本初の滝つぼ」水槽がお出迎えしてくれます。

こちらは、ドーム状になった水槽に頭上から落ちる滝を下から見上げるというイメージで作られた水槽で、オショロコマがたくさん泳いでいます。

オショロコマも上流域にしか生息しない魚で、渓流釣りをする人以外は余り見たことがないかと思います。

オショロコマが優雅に泳いでる姿は見応えがあります。

日本初の滝つぼ

見終わったら奥へと進んで行き、右側に入って行きます。

 

 

世界初の冬に凍る水槽

凍るのは冬場だけですが、夏場も綺麗な川を再現した水槽なので見応えたっぷりです。

水槽内には、「アメマス」「ニジマス」「ブラウントラウト」「ミヤベイワナ」「ヤマメ」「ウグイ」が泳いでいます。

渓流釣りをする人はこのような淡水魚を観察して魚の動きを見てみると釣り方の勉強になるかもしれませんね。

世界初凍る水槽

見終わったら来た通路に戻り、通路を横切り奥の小さな水槽を見ます。

 

 

ヒメマスの水槽

ヒメマスはサケ科で降海型が紅鮭になります。

原産は日本では阿寒湖とチミケップ湖のみであったが、現在は日本全国に移入が行われ千歳、神奈川、栃木、長野、山梨などでも生息しています。

ヒメマス

ヒメマスの対面の小さな水槽には、「モクズガニ」「スジエビ」「ウグイ」「ヤチウグイ」「フクドジョウ」「ニホンザリガニ」「イトヨ」「エゾサンショウウオ」「シマヘビ」の小さな水槽があります。

見終わったら、元の通路に戻り奥に進んでいきます。

 

 

水族館のメイン水槽

次は、山の水族館で最大の水槽にいる「幻の魚イトウ」を見ることができます。

イトウは淡水魚の中では最大の大きさを誇り、現在は北海道の一部でしか生息が確認されていないイトウです。

ここでは、1mクラスのイトウが約20匹も優雅に泳いでいる姿を見ることができます。

幻の魚イトウ

イトウの巨大水槽の横には、ヤマメが川を上る姿を見ることのできる水槽があります。

 

 

ヤマメが川を上る姿を再現

時間毎に水位が変化し、運が良ければヤマメが川を上っていく姿を見ることができます。

台がありますので、子供も台に上がれば見ることができます。

ヤマメが川を上る水槽

更に奥に進んでいくと、海外の淡水魚たちが泳いでいる水槽があります。

 

 

アマゾン川の淡水魚

大きな水槽には「コロソマ」「タイガーシャベルノーズ」「ピラルク」「レッドテールキャット」などアマゾン川に生息する淡水魚が泳いでいます。

ピラルクは世界最大の淡水魚の1つに数えられ、進化において1億年間変わらずにいると考えられ、生きた化石とも言われている。

アマゾン川の淡水魚

次に隣の水槽を見てみますとピラニアがいます。

 

 

ピラニア水槽

ピラニアがいる川に入ると人間も肉ごと食いちぎられるなんて噂がありましたが、ピラニアは臆病な魚で自分よりも大きい生き物からは逃げ出す傾向があります。

共食いをしない習性なので、ひとつの水槽で多く飼育することが可能です。

かわいい顔ですが、するどい歯で凶暴です。

ピラニア

奥に進むと、通路上に変わった水槽があります。

 

 

綺麗な小魚

この変わった形状の水槽の中には

「チェリーバルブ」

「ドレープフィンバルブ」

「トランスルーセントグラスキャット」

「キャッシンググラミー」

「ラスボラ・ヘテロモルファ」

「レッドフィンキンセンラスボラ」

「オレンジグリッター・ダニオ」

「レッドライン・トーピードバルブ」

が泳いでいます。

小魚水槽

再び壁側の水槽を見てみましょう。

 

 

東南アジアの淡水魚

この水槽内には

「カイヤン」

「シルバーシャーク」

「レッドフィンバルブ」

「オオウナギ」

「アロワナ」

「ブタバナガメ」

など東南アジアに生息している淡水魚が泳いでいます。

東南アジアの淡水魚

更に奥に進んでいきます。

 

 

色とりどりの小魚

綺麗な小魚が泳いでいる水槽があります。

ここには

「スキアエノクロミス・フライエリィ」

「ラビドクロミス・カエルレウス」

「ゴールデンゼブラ・シクリッド」

「スノーホワイトシクリッド」

「イエローストライプ・シクリッド」

「レッドゼブラ」

「ストロベリー・ピーコック」

色鮮やかでずっと鑑賞していたくなります。

色とりどりの小魚

 

 

ドクターフィッシュ

ドクターフィッシュは人間が手や足を入れると寄ってきて、古い角質を食べてくれるます。

ちょっとくすぐったいですが、子供に人気のある水槽です。

ドクターフィッシュ

 

 

記念撮影場所

周りが水槽になったイスがありますので、山の水族館に来た時にはここで記念撮影できる良いポイントです。

水槽内には「グッピー」「プラティ」「クラウンローチ」「パキスタン・ローチ」「レッド・ソードテール」などが泳いで色鮮やかで綺麗です。

記念撮影ポイント

 

これで一周してきました。

館内はそんなに大きくありません。何も見ないで一周したら2・3分で回れるくらいの広さしかありません。

普通に見て回ると20分、じっくり見て回ると30分くらいでしょうか。

山の水族館に来るだけでも価値があると思います。

こども連れの方は、立ち寄ってみましょう。

 

 

 

果夢林の館

山の水族館から、果夢林の館に通じる通路があります。

ここでは、地元の物産品の展示販売などをしていますので、お土産を購入するには良い場所です。

物産展示販売場を出て右側に向かうと「果夢林ワールド」があります。

ここは、木でできた遊具が揃っていますので小さなお子さんがいる人は立ち寄ってみると子供は喜びますので一緒に遊んでみましょう。

■営業時間:9時から17時(11月から3月は9時30分から16時)

■定休日:11月から3月 月曜、第1第3火曜(祝日の場合は翌日)、12月28日から1月1日

■料金:大人270円、小・中学生130円

果夢林ワールド

 

 

温根湯道の駅まとめ

温根湯の道の駅は休憩するだけではもったいない場所です。

世界最大級のハト時計塔や、日本最大級の淡水魚水族館である山の水族館、そして、木のオモチャが豊富にある果夢林ワールドなど観光や遊びをするうえでは最高の場所なのです。

北見地方に子供と行く場合は是非立ち寄ってみましょう。

水族館は大人でも十分に楽しめます。

 

 





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